心が寒々しく怖い話。

今夜とうちゃんと飲みながら話していたら、あそうそう現場の〇〇さんがね。
そう話を始めました。
同じ会社の作業員として働く年配の女性の最近の話です。

その方は通勤で女性車輌に乗っていたそうなんです。具合が悪くなって
気を失って電車内で倒れたそうなのです。それは後になって自分で気づくのです。
どうしてかって言うと、自分で意識を取り戻した時、電車内で倒れていたから。
怖かった。誰にも助けて貰えなかった。しかもそれが女性車輌で通勤時間帯。

怖くて寒い!

合間に誰も声をかけない。あらどうしたのかしら?でも知らんぷり。
声をかけ、緊急ボタンを押さないの?命に関わることかもしれないのに?
見て見ぬフリ、係わりたくない?もし自分だったら。自分が具合が悪かったら
そう思ったらゾッとする話でした。

だけれど、こんなことをあたしは四六時中目にしています。通勤歴が長いので
そう言う現場に遭遇します。とうちゃんが大怪我をして松葉杖で通院した時もそう。
みんな知らんぷりでした。一番前でエレベーターを待っていても、何だコイツ?
松葉杖かよ?的にさっさと乗り込む人ばかりでした。こっちは痛い。ぶつかって
転んだら怖い。もたもたしてんじゃねーよ?ぐらいのノリでした。
子供達がとうちゃんの側を走り回った時はあたしが怒りました。「あぶねーよ!
松葉杖なんだよ。」母親達はえぇ?みたいな顔しつつも一応謝りましたけど。

女子高生が滑って転んで立てないのにその横を大勢の大人が通過しました。
とうちゃんが気づきあたしが駆け寄るまで誰も声すらかけませんでした。
かろうじて、青年サラリーマンが落とした定期券を拾ってくれて声をかけて
くれただけでした。痛くて歩けないと彼女は泣いたほどでした。
これは以前もこのブログ内で書いたことです。

人間の本質的な部分が欠落しているとあたしは思うのです。
どうして知らん顔出来るのかそこがわからん。助かるものも助からない。
救急でたらいまわしにされる患者と同じです。もし自分が具合が悪くなって
倒れても、階段から落ちて転んでも、痛くても誰も助けてくれなかったら?
そう思うとあまりにも不気味過ぎる。寒すぎる。

あの場で知らん顔していた者どもよ、明日はわが身と思いたまえ。
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スペルボーン(Spellborn)