きのこ狩り in 秩父 続編
地元の方はプィーンと車で早くに来てしまうので特権だけれど、えっちらおっちら
早朝の電車で向かうワシらは豆腐屋より早起きです。
始発で行くつもりが何故か一時間遅れ。あれ?
取りあえず寄り道せずにあそこへ直行しよう!
あ、そうそう。時々「〇〇へキノコ狩りに行きたいんですけれど、おすすめの
場所はありますか?初めてなので全くわかりません」と言う質問をされてる方が
いるけれど、おいそれとキノコの採れる場所を他人に教える人は滅多にいません。
それこそ、舞茸が採れるシロなんて親子でも秘密にしてるなんて話もある
くらいですから。
みんな自分の足で歩いて探して、図鑑を何冊もひっくりかえして同定して(して貰ったり)
何年も通ってなんとなく感覚がつかめたり、あの辺りはいつもアレがあるかな。
そんな風になるものなので。なので、あたしは秩父とか相模湖とか地名は言うけれど
詳しい場所は言いません。知っている方なら、あ!ここあそこかも。って気が付く
かもしれないけど。うふ。
前置きが長い?
これはハナビラニカワタケ。特にこれと言って美味しいわけではないけれど
ベータグルカンが豊富そうだ。ととうちゃんが採るので。
キクラゲを薄くしたような食感。
今年はこのツチグリやホコリタケが物凄く生えてた。
可愛い過ぎ。
膝ぐらいの低い位置にピーちゃんの巣発見。誰もいなかった。
ホウキタケ科の子。真っ白でとっても小さい。
これは、キホウキタケかなぁ。良く判らん。
これ!初めて見た。
ウチにあるすべてのきのこ図鑑をひっくり返しても出ていなかったもの。
とってもキレイだった。
平地で整備されたところを歩くのがどんなにか楽だろうと思うほど
斜面をエテコーのように動き回った。下界より少しだけ紅葉が始まっています。
ほんのり紅葉したケヤキ。
これは最近ニュースでも話題になったキノコ。
秩父では「イッポンシメジ」と言われているけれど本名は「ウラベニホテイシメジ」
クサウラベニタケ(毒)と誤食されやすいキノコです。特徴があるので判るけどなぁ。
で、何が嬉しかったかと言うと、このキノコ小さいのが数本入って1パック900円で
売っていた事。うふーん♪
崩れちゃったけど、タマゴタケは18本ほど採れました。
青いのはルリハツタケ。青くて不気味だけど食用。良い出汁が出ます。
右側の白いのはノボリリュウタケ。乾燥した砂利っぽいところに良く生える。
サクサクしゃきしゃき食感が良いのでいつもシチューにしています。
アイタケ1本、サクラシメジ(これも秩父の人が好きみたい。地元の人が
ウラベニホテイシメジと一緒に良く採っている)、そしてイグチ。
そのイグチはさぁ、一応持って帰るって言いつついつも同定できずに捨てるヤツじゃ
なかったっけ?と言っているのに「そうかも」と言いつつしまうとうちゃん。
結局、わからん!って食べなかったもの。
イグチは見た目そっくりでたくさん種類があるし、毒性のあるものも多いので要注意で
ごんす。
他にも食用菌が取れたけれど、暑さと蒸れでダメになりました。
もう一度くらい行けるといいな。