オシロイバナ
でもあたしは小さい頃からこの花好きだったなぁ。夜にはイイ香りがするし。
黒い種を割ると白い粉が出てくるし。
この白い粉とろうせきをアホほど擦って粉にしてコレを水で溶いては
父が庭の棕櫚で作った筆で、そこらに目に付くあらゆるモノに塗りまくった
記憶があります。子供ってなんてアホなんだ!いらん事すな。
おととし、とうちゃんが現場の近くにキレイなオシロイバナがあるんだよー。
と言うので種を取って来て貰いました。
ティッシュに包んで冷蔵庫へ。「八重桜が終わった頃に蒔く」と書いて。
セロテープで見える所に貼ってあったのに、去年は忘却。
今年はとうちゃんに「また忘れただろ!」と恨み節を言われるも、
「へーんだ!もう蒔きましたぁ~」 ちょっと遅かったけどな。そして時は過ぎ、
「もう近所のオシロイバナはみんな咲いてるよ」
「いいのっ!近所と一緒じゃなくていいの!咲けばいいんだから」
そして咲いた第一号はただの黄色一色。
「とうちゃん、オシロイバナ咲いたけど黄色だね」
「そうなんだよー、なんでだろー?」
「まぁ、黄色は金運だからな...」(無理矢理)
徐々に咲き始めたオシロイバナ、とうとうキレイなのが出てきました。
左上の黒い物体はヤマトです。
ちょこっとお風が通り過ぎるものですから、おピントがイマイチ
おズレになっておりますけれども。